ムードリングとは|体温で色が変化する幻想的なリングをご紹介
このムードストーンを元に、SYKIAではリングやネックレスを製作しています。その幻想的な佇まいはブランドを代表するアイテムとして皆様に愛されてきました。
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色を変える能力を持つ物質は、"ネマチック" と "スメクチック"と呼ばれる2つの層で構成されており、ネマチックは暖かさを、スメクチックは寒さを感じ取ることができます。
寒さを感じ取るスメクチック層では中の結晶がきちんと整列しており、暖かさを感じるネマチック層では結晶はまだらに並んでいます。
元はひとつの物質であっても2つの層で性格が全く異なってくるのです。
冷たさや熱がその結晶の向きや並び方に影響を与え、光の反射方法を変化させることで色の変化が生まれてくるのです。
じんわり色が変わってゆくムードリング。
この移りゆく様子を見て皆様はどう感じますか。
夕焼けから黄昏時に空が変化していくように幻想的ながらもどこか寂しく感じる方や、
はたまた曇り空がぱっと晴れたような心躍る空模様のように見える方もいらっしゃるのでは。十人十色の色の移ろい方がそこには存在します。
2つの異なる大きさのガラスを埋めこみ、指を優しく包み込むようなデザインに。植物や蔓を連想させるようなユニークなシルエット。異なる大きさのモチーフながらも指の周りを沿わせる柔らかな印象に。他に類を見ない一品です。
手が冷たいときの感情と、手が温かいときの感情の違いについて考えたことはありますか。
気分が高揚すると体温は上がり、恐怖を感じると体温は下がる。
私たちが何気なく行っている感情の浮き沈みと体温の上昇下降の関係性は密接な関係性があるように感じます。
ムードリングは温度によってその石の色が変化するリング。
中に入っている結晶の並び方が温度によって変化・反射し私たちに異なる色味を見せてくれます。
もちろん感情が全てではなく、ひとりひとりの体質や環境によって色味は大きく異なってきます。
普段の私たちの体温は緑色の位置付けにあり、低音になると琥珀色と黄色に、体温があがると青色に色味が変化していくようです。
大きく波打つシルバーの中に存在感のあるムードガラスを。アールデコを彷彿とさせるデザインはメインリングとしてはもちろん、華奢な指にはめれば女性らしい縁の曲線がより目立ってきます。
デフォルトが緑色、体温が上がると青色に、下がると黄色や琥珀色に。このベースを用いてリングの色味を見て感情がわかる、という仕組みが出来上がりました。
琥珀色:神経質な状態、涼しい状態
緑色:平均、穏やか
青色:アクティブな状態
紫色:興奮、情熱的
黒色:神経質な状態
色の意味合いについてはそれぞれ諸説がありますが、最も暖かい温度の色は紫色、最も低い温度の色は黒色とされています。
ムードガラスはデザインのメインとして使用されることも多いですが、こちらは極小サイズのムードガラスを使用。他のアイテムと違いぱっとみただけで色の変化はわかりずらいですが、もちろん、よく見てみると色味の変化を感じ取ることができます。
オーラリングや気分リングなど様々な名称で慕われているムードリング。是非この機会にご覧くださいませ。