SYKIA "In My Heart" COLLECTION
19世紀スウェーデンの抽象画家Hilma af Klint(ヒルマ・アフ・クリント)。1900年初頭に抽象画家として多くの作品を残しました。
女性の画家は当時では珍しく、"女性"という性別が原因で評価が制限される、そんな時代を生きていた画家の一人。
2018年にアメリカ・ニューヨークのグッゲンハイム美術館にて回顧展を開催。史上最多の来場者数を記録し、死後半世紀を経てヒルマ・アフ・クリントに光が当てられることになりました。
複雑な哲学的思考を描写した図形にも似たその絵の数々。彼女自身の生い立ちや、どうして2000年代から名を馳せるようになったのか、ドキュメンタリー映画「見えるもの、その先に。ヒルマ・アフ・クリントの世界」 でも発表されています。
SYKIA COLLECTION "In My Heart" より、彼女のパワーあふれる作品からインスピレーションを得て作成された2種類のアクセサリーをご紹介します。
1000点を超える作品に度々登場する"ハート"
宗教的な視点も持ち合わせていたHilma af Klint(ヒルマ・アフ・クリント)は、霊的存在からのメッセージを信じ作品にも反映させていました。
彼女の作品のメインテーマであるかの様に何度も登場するハートのフォルム。
神智学の影響を受けていた彼女の描くハートは尖のない滑らかな形で、極めて円に近い柔和なムードを持つものが多いのが特徴。陰陽の対極する要素をそのハートが中和し、無限の優しさに包まれるようです。
くっきりとしたハートのラインを辿らず、丸みのあるフォルムと滑らかな表面加工にこだわったHeart Pierce / Earring。中央に膨らみを持たせたハートのフォルムがシンプルなデザインながらも存在感を与えます。
彼女の作品のように一度見たら忘れられないユニークなハートのフォルムが目を惹く一品。
Heart Pierce / Heart Earring
オートマティスムによる分割された円環
1896年に"オートマティスム(自動記述 / 自動現象)"で作品を描くようになったヒルマ・アフ・クリント)。何も考えず、何にも縛られず、思いついた図形や瞬時に感じたイメージを自由に描くことに実験的ながらも挑戦していました。
その多くの作品の中で、分割された円環にフォーカス。
分割する中央のラインは陰陽を表現し Heart(愛)によりその陰陽を統合し広げていくような温かみのあるメッセージ性を感じる作品。Open Heart Ringではそんな作品をインスピレーション源に製作。
厚みがあるので大きくサイズを変えることはできかねますが、作品のようにハートの中央を潔くカットすることでフリーサイズ仕様に。
表面に特殊な加工を加えることにより完成するSYKIAらしいマットな質感と、シンプルに削ぎ落としたデザインがシャープでモダンな印象を与えます。
Open Heart Ring #3 , Open Heart Ring #13
取り扱い店舗は こちら
※メイン画像参照元 THE HILMA AF KLINT FOUNDATION
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